【ブリスベン12日AAP】 QLD州は14日発表の州予算で、災害対策費を1030万ドル増強することを予定している。
フレーザー州財務相は、並外れて降水量の多い洪水やサイクロンの季節に続き、災害管理を任務とする職員を新たに17人採用すると述べた。そのうちの10人を州災害連携センターに配置し、残りの7人を州危機管理局の各管轄地域に赴任させる予定だとした。
予算拡大の決定について同相は、「今年1月の自然災害の巨大さは誰も予測できるものではなかった」とし、「QLD州で発生する次回の大規模な気象現象に備えたい。だからこそ今回の投資は、ブリスベンとその他地域の両方における災害管理と対応力を強化することになるだろう」と語った。