【シドニー16日AAP】 15日、シドニー郊外ホームブッシュ・ベイにあるANZスタジアムではステート・オブ・オリジンの第2戦が開催され、18対8でNSW州が僅差で逃げ切った。
ステート・オブ・オリジンは、NSW州とQLD州出身のNRL(ナショナル・ラグビー・リーグ)選手が出身州に分かれて対決するもので、シーズン中に3試合が行われる。それぞれのユニフォームの色からNSW州は「ブルース」(Blues)、QLD州は「マルーンズ」(Maroons)と呼ばれる。
ステート・オブ・オリジンはファンが熱狂することでも知られているが、15日のANZスタジアムでも、8万1000人の観戦客のうち45人がスタジアム退場処分、このうち13人は半年間スタジアム入場禁止となった。11人が逮捕され、うち2人が警官への公務執行妨害などで起訴された。