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死亡4人に1人 シートベルト着用せず

【ブリスベン30日AAP】  QLD州で発生した交通事故で、死亡した人の4人に1人がシートベルトを着用していなかったことが、同州交通省の調べで明らかになった。QLD州のマーク・ベイリー交通相は、過去10年間にわたって交通安全キャンペーンを行ってきたが、信じられない結果と話した。

 

調査は3,090人を対象に実施し、全体の5%はシートベルトをほとんど着用しないと答え、8%は10回のうち1回はシートベルトを着用しないと答えた。男女別では、女性よりも男性のほうがシートベルトを着用しない割合が2倍近く多く、特に25歳~39歳の男性で着用しない割合が高くなっている。

 

また、年齢別では、過去5年間で死亡事故でシートベルトを着用していなかった人のうち、半数以上が29歳以下だったことも分かっている。シートベルトを着用しない理由として、着用を忘れる、危険への認識が低い、故意に危険を冒すなどが挙げられている。

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