【メルボルン20日AAP】 VIC州では7月1日から水道料金が最大15%上がり、同州の家計にさらなる負担がかかる。
この料金改定により、同州の1世帯の水道料金が年間当たり約120ドル上がり、場所によっては前年よりも1200ドルも上がる可能性があるという。以前に発表された数字では、インフレに伴い州内で5〜15パーセントの価格上昇が示されていた。
同州のウォルシュ水道大臣によると、70万戸の低所得世帯については政府の補助の対象となる。対象者は、昨年の割引より10.3%増の年間最大270ドルの水道料金割引が得られるという。
今後さらに海水淡水化プラントなどの大規模なコストを支えるため、水道料金は毎年上昇し続けるという。