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豪南東部 強風の荒れた天気

【シドニー21日AAP】   20日、SA州とVIC州を襲った強風を伴う天候は、21日には首都特別地域(ACT)とNSW州にも到達し、各地で停電や倒木などの被害が出た。

SA州では、強風による倒木が電力系統を破損したために発生した停電が21日午前、修復され、影響を受けた3万5000戸の電力が回復した。最大風速が時速120キロという強風に見舞われたメルボルンでは、住宅の屋根が吹き飛ばされるなどの被害が出た。

NSW州のスノーウィ・マウンテンでは、スキー場があるトレッボで最大風速時速145キロ、ペリシャーで時速80キロ、シドニー市内でも、最大風速時速45キロの強風が観測された。21日午後には、NSW州内陸西部のバサーストからリスゴーの区間を走るグレート・ウエスタン・ハイウェーが積雪と凍結のために通行止めとなった。

気象庁では、SA州やVIC州で数日続いた強風を伴う天候がNSW州へと抜ける形になったが、22日にはかなり回復するという予想を述べた。

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