【キャンベラ22日AAP】 肺炎のため入院していたボブ・ホーク元首相(81)は、無事回復し、23日には退院するとみられている。
労働党の連邦首相としては一番長い就任期間を持ち、歴代の首相の中でも人気の高いことで知られるホーク元首相は、先週利用した国際線飛行機の中でウイルスに感染し肺炎を患い病院に搬送された。22日にはベッドから起き上がり、政治の話をしたりクロスワード・パズルをしていたという。
同元首相の政策アドバイザーを務めたエマーソン氏は、ホーク元首相は治療の甲斐あって順調に回復したと述べ、「素晴らしい人間はなかなか倒れないものだということが証明された」と話した。