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牛乳税導入で干ばつ農家支援を

【ブリスベン4日AAP】   QLD州酪農家協会(QDO)は、深刻な干ばつに苦しむ農家を支援する目的で牛乳1リットル当たり10セントの課税を提案した。同州農業者連盟(QFF)もこれを支持している。

QDOは大手スーパーマーケットのコールズとウールワース、さらに牛乳処理業者に対し、牛乳1リットル当たり10セントの課税と農家への全額払い戻しを求めている。すでに9,000人以上が署名サイト「change.org」を通して牛乳税導入を求めた。

ウールワースの広報官は、「酪農セクターの有意義で長期的な改革には、業界・政府と連携した包括的な解決が必要と考える」と声明を発表。地方農家の支援にすでに700万ドル以上を募ったという。

QFFによると、穀物価格は倍に跳ね上がった。NSW州とQLD州では、干し草価格が桁外れに上昇したとしても、確保は不可能に近いとされる。

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