【メルボルン5日AAP】 オーストラリア道路調査委員会(ARRB)はこのほど、VIC州メルボルンに自律走行車両の試験施設を設置することを明らかにした。同州のフィッシャーマンズ・ベンドを本拠とする同委員会は、未来型の“舗装道路”の研究も合わせて行うとみられる。
ARRBのマイケル・カルタビアノCEOは、国内に自律走行車両の試験走行を行えるプラットフォームが必要との考えを示した上で、「フィッシャーマンズ・ベンドは、エンジニアリング、テクノロジオー、デザインの開発拠点として完璧だ」と話した。
さらにカルタビアノCEOは、政府が研究を行うのに十分な資金を拠出すれば、ARRBの施設が無自律走行車両の研究を推し進めるのに求められるパーフェクトな環境を提供し、自立走行で繋がる未来型の都市開発を助けることにつながると、試験施設の設置に意欲を示した。