【ホバート6日AAP】 TAS州ホバートで進められている6億8,900万ドルをかけたロイヤル・ホバート病院での改修工事で、中国人労働者100人以上が賃金、およびビザに関する不満を理由に、作業停止のストを決行したことが分かった。
組合側の説明によると、約120人に上る中国人の塗装工らはロイヤル・ホバート病院での改修工事への報酬として、それぞれ約1万ドルの未払い金があるとして、無期限での作業中止を決めたもようだ。
オーストラリア建設・林野・鉱山・エネルギー労組(CFMEU)のケビン・ハーキンス書記長は、メルボルン拠点の建設企業アキュラシー・インテリアズが雇用した一部の労働者は、適正なビザを与えられていない可能性があると懸念を示している。