【キャンベラ9日AAP】 モリソン首相は、海外からの短期滞在者の数を制限し、新しい短期滞在者らを地方に移住させる計画があることを発表した。
また、シドニーやメルボルンなどの都市の急激な人口増加に対応するために、対象となる大学へ留学する学生の数を縮小する場合もあることも、モリソン首相は示唆した。
モリソン首相は、「年間の移民者受け入れ数の構成が総数よりも重要になる」とし、「どのように実施するかが課題」だと述べている。
労働党のアンドリュー・リー議員は「移民者受け入れの対策は必要。しかし、内務省は人を強制的に特定地域に移住させることはできないと言っている。政府がどのような方策をとるのか静観したい」と述べた。