【シドニー14日AAP】 NSW州の地方裁判所は14才の少年に性的虐待を加えたとして、ロシア正教の神父、スタニスラフ・ヴァハボフ被告(36)に対し、禁固刑を言い渡したことが分かった。バファボフ被告は、自身がオーストラリアへ招いた少年を教会宿舎に監禁し、虐待を加えていた。
NSW州地方裁判所は今年2月、ヴァハボフ被告が性的な快楽のために少年を拘禁したほか、性的虐待を行いやすくするため、少年に中毒性のある物質を与えたなどとして、有罪の判決を下していた。
ケイト・トレイル裁判官は、相手が少年で抵抗できない弱い立場にあることを、被告が悪用したと強く非難し、上限となる懲役7年間6か月を言い渡した。