【シドニー15日AAP】 NSW州の地方火災サービス局は15日、日中の気温が最高30度を超える可能性があり、山火事の発生が懸念されるとして、州のほぼ全域に火気厳禁を命じたことが分かった。火気厳禁は、同局が命令を解除するまで続く。
火気厳禁となっている地域はグレーター・シドニーやグレーター・ハンターなどほぼ全域にわたり、NSW州地方火災サービス局のウェブサイトで確認できる。たき火のほか、炭火や固形燃料を使ったバーベキュー、屋外での溶接作業なども禁止となる。
また、気象局によると、NSW州の北部と東部で、気温が上昇し強風が吹く乾燥した状態となるが、その後、夜半にかけて気温が下がり、スレドボー、ウーロンゴン、ゴルバーンなどでさらに強風が予想されるという。