【キャンベラ16日AAP】 デビッド・コールマン移民大臣は、多くの移民ビザ保持者を地方都市へ移住させる方策を視野に入れていることを明らかにし、そのための奨励策やビザ申請手続きの簡素化も検討していると述べた。
コールマン移民大臣は、「ビザの種類などの詳細はまだ明らかにはしないが、 適切な構造を作る時期に来ている」とし、地方へ移住、定住することが有益であると移民者たちに納得してもらうことが鍵になるとしている。
SA州やWA州のゴールドフィールド地域やVIC州のウォーナンブールなどの地方では移民者の定住を希望しており、「地方の人材需要の供給に応えるために対応していく方針」だとした。
技術移民者のおよそ87パーセントがメルボルンかシドニーに定住している。