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NSW州、交通情報アプリを発表

【シドニー29日AAP】   NSW州政府は29日、最新の道路情報を提供する無償アプリを発表した。これによりiPad、iPhoneあるいはiPod touchの利用者は、最新の渋滞情報などを入手できるようになる。

同アプリにはGPS機能が内蔵されており、運転者の位置を特定することで、近隣の交通情報を提供する。運転者は、同州に設置された66台の道路用実況カメラからの画像を見ることが可能。また、事故に関する更新情報や主要なイベント情報をはじめ、洪水など天候による混乱や道路工事に関する情報も利用できる。

同州のゲイ運輸相は29日報道陣に対し、「重要なのは、交通管理局にある情報は『すごい』情報であり、皆で共有できることが望ましい」と述べた。一方で、「これは移動時に役立つ重要な道具だが、安全のためにも、運転前に見て計画を立てる道具」だと述べ、運転中の利用は違法行為であることを強調した。

なお同アプリは現時点ではアップル社製品でしか利用できないが、データ用ライセンスが無料なことから、他社の機種用のアプリが開発される可能性も高い。

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