生活

サイクロン被害のバナナ 出荷再開

【ケアンズ8日AAP】   今年2月にサイクロン「ヤシ」がQLD州北部のタリーズ地域を襲ったため、オーストラリアのバナナ生産の約75%が破壊された。この災害後、キロ当たり約15ドル台というバナナの価格が続いているが、この価格高騰に終止符が打たれる兆しが出てきた。

オーストラリア・バナナ生産者協議会のエクルズCEOによると、サイクロンに見舞われたバナナ農場からスーパーマーケットへの出荷が再開され、価格が下がる見通しだという。同CEOは「農場の生産の完全復活は年末までかかるが、8月下旬か9月初旬までには価格が低下することを望んでいる」と語った。

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