【メルボルン15日AAP】 酔っ払って少年を殴り、死に至らせた少年が4年間の実刑判決を受けた。
メルボルン郊外で2010年11月、17歳の少年がウォッカの エネルギードリンク15本を3時間に渡って飲んだ後、キャメロン・ロウ君(17歳)を拳で殴った。キャメロン君は道路に頭から落ちたが、その後意識を取り戻し自宅に帰った。フェイスブックに「痛い」などと書き込んで就寝したが、その後目覚めることはなかく、数日後に生命維持システムの電源が切られて死亡した。
殴った少年はその1週間前にもパーティーで別の少年を殴り、意識を失わせたという。VIC州最高裁判事は15日、この少年に障害とキャメロン君の殺人に対する有罪を認め懲役4年の判決を言い渡した。
友人によると、キャメロン君は外交的で将来はパン屋になることを望んでいたという。「一発殴ったということだけでこのようなことが起こるということを人々に知ってほしい」と語った。