【パース30日AAP】 29日に行われたAFL決勝戦で、パースのウエストコースト・イーグルスがメルボルンのコリンウッド・マグパイを破って12年ぶりにプレミアシップで優勝した。翌日、地元でファン4万人以上が選手らを歓迎した。
ラングリー・パークで30日、ルーク・シェイ選手は出迎えたファンをしわがれ声で笑わせた。ルイス・ジェッタ選手も、優勝カップを赤ちゃんのようにゆすって笑いをとった。キャプテンのシャノン・ハーン選手は「サポートの力は大きい」「来年も達成しよう」と述べ、集まったファンらに感謝した。プレミアシップでコーチを務めたアダム・シンプソン氏も、「優勝カップはWA州に」「先週末、選手らは心からプレーした」と述べた。
一方、祝賀にふさわしくない出来事も発生した。29日にソーシャルメディアで、男がマグパイの死体を飼い犬に差し出す映像が明るみになった。別の映像でも、男がマグパイの死体を数回踏みつけた。WA州のマクゴーワン首相は「馬鹿なやつらだ」「動物を虐待する人物は警察が対応するだろう」と憤慨した。