【メルボルン1日AAP】 VIC州で1日から、花粉数の実況チェックが可能になった。雷雨喘息の被害を防ぐ目的で、芝の花粉数が増加する12月まで報告される。
パークビル、バーウッド、ウォアーン・ポンズ、ハミルトン、クレスウィック、ベンディゴ、ドゥーキー、チャーチルで得られた花粉数データが、www.melbournepollen.com.auで確認できる。
2016年11月の雷雨喘息で死亡した10人全員が喘息を患い、多くが花粉症も併発していた。雷雨喘息は稀だが、高い花粉濃度と気象状況が重なって発生する。VIC州のアンジー・ボーン保健副長官は、「喘息と花粉症の管理が雷雨喘息を防ぐ最善策だ」と述べた。