【ブリスベン17日AAP】 8年前にQLD州サンシャインコーストで発生した少年誘拐事件の容疑者が先ごろ逮捕された件に関して、警察は、遺体が遺棄されたとみられる現場を捜索。開始から3日後、ようやく少年のものとみられる靴を発見した。今後は遺体発見に全力を挙げるとしている。
この事件は、2003年、サンシャインコーストで、ダニエル・モルコム君(当時13)が何者かに誘拐された。両親は大々的なキャンペーンなどで事件解決に向けた活動を行っていたが、今月13日、パースに住むブレット・ピーター・コーワン容疑者(41)が逮捕された。児童誘拐罪などで起訴されたコーワン容疑者に対する裁判は、来月再開される。
ビアーワーにある低木林地で行われていた捜索では、現場に水泳プールよりも大きなサイズの面積の土が掘り起こされた。警察は、発見した靴の状態など詳細については明らかにしていないが、今後、詳しく調べ数週間後には結果が分かるとしている。