【ブリスベン24日AAP】 24日未明、ブリスベン南部スラックス・クリークにある住宅の民家から出火し、中で寝ていた11人が死亡した。出火当時、この民家には太平洋諸島系の2家族、合計14人がいたが、男性3人が何とか建物の外に脱出することができた。
消防隊によると、犠牲者には3歳から18歳の子ども8人が含まれている。出火原因は現在調査中だとしているが、放火の可能性は今のところみられないという。24日、現場を訪れたブライQLD州首相は、遺族の辛さは想像を絶するものであろう」とし、「QLD州民とオーストラリア国民を代表して、遺族に哀悼の意を述べたい」と述べた。
QLD州では2000年、同州南部のチルダースでバックパッカー向け宿泊施設が全焼し、邦人を含む15人が焼死する出来事があった。