【シドニー25日AAP】 シドニー西部ハリス・パーク29日午前9時半ごろ、教会へ向かっていた老女が男2人組の強盗に襲われけがを負った。警察は、セキュリティ・カメラに写った犯人の映像を公開した。
被害者の女性(76)が所持していたのは聖書と教会への寄付金わずか5ドルだった。男らは女性が提げていたバッグを肩から奪おうとしたが、手放さなかったために女性は5メートルほど引きずられた。バッグの手提げ部分が切れたために犯人らは何も奪わず逃走したが、女性は肩の骨を折るなどの重傷を負い、今後手術を受ける予定。
警察は、犯人の外観について中近東・地中海系で身長は170センチほどの中肉中背。1人は20代から30代でボタン付きジャケットに濃紺のシャツ、黒のズボンをはいていたとしている。