【シドニー31日AAP】 30日午後5時10分ごろ、シドニー西部コンスチチューション・ヒルで、犬が通りがかりの少年を襲撃。少年は手足などにけがを負った。飼い主は、状況によって懲役刑に罰せられる可能性がある。
この犬は、飼われている住宅を脱走した後、11歳少年の左腕に2回噛みついた。一緒にいた13歳少女が犬を蹴ったが、犬は少年の右胸部に噛みついた。少年はその後病院に搬送され処置を受けた。市役所によって取り抑えられたこの犬はロットワイラー種とみられているが、現在、ペットとして危険な種類に属するものかどうか、警察による調べが進められている。
1999年制定の愛玩用動物規定によると、所有が禁止されている種の犬が、飼い主の過失で人を襲撃した場合、この犬は殺処分されることが認められていて、飼い主は最高2年の懲役刑もしくは最高5万5000ドルの罰金刑を受けるとされている。