【シドニー3日AAP】 連邦政府の全国育児休暇制度の一環として、新しく父親となった者に対し、約1180ドルが支給されることになる。フェアファックス系各紙が伝えるところによると、同政府は4日の父の日にあわせて、この「父親ボーナス」の新規導入を発表する予定だ。
父親ボーナスは2013年1月の導入が予定されており、導入後には新生児の育児支援のため出勤時間を減らせるように、新生児の父親やパートナーに対し、1週間当たりの国家最低賃金額である590ドルが、2週間にわたり小切手の形で支給されることになる。
父親ボーナスには通常の有給育児休暇の査定と同様、資産調査が実施される予定。個人所得額が15万ドル以上の場合、支給が打ち切られる。