【キャンベラ5日AAP】 経済学者の予想によると、今後2週間のガソリン価格は過去2ヶ月間での最低値まで下がった後、1リットル当り5セントまで上昇するという。
オーストラリアガソリン委員会(AIP)のデータでは、オーストラリアの無鉛ガソリンの平均価格は、9月4日までの1週間で1リットル当り1.7セント下がり139.8セントとなった。
Commsecエコノミストのセバスチアン氏によると、世界的な原油価格の上昇の中「驚くべき」ことであったという。「しかし、価格は今後上昇する可能性が高い」としている。世界的な石油価格の上昇により、シンガポールの無鉛ガソリン価格が過去2週間で1バレル当り6ドル上昇しており、シンガポールのベンチマーク価格に影響し始めている。この価格がオーストラリアの燃料費に影響を与えるという。
同氏によると、Commsecでは今後2週間ガソリン価格が1リットル当たり3~5セント値上がりし、約1.45ドルに上昇すると予測している。