【シドニー10日AAP】 シドニー市街地での麻薬密売の主要人物だとみられる男が、シドニー空港で逮捕された。推定末端価格2万4000ドル相当のメタンフェタミンの一種「アイス」を大量に所持していたところを現行犯逮捕された。
警察では、この容疑者(30)による大量の違法薬物の密売を調査するため、今月初めに特別対策班を設置した。調査の結果、容疑者がGHBと呼ばれる薬物を大量に購入するために、メルボルンに行く予定であることを知り、9日の午後12時40分、シドニー空港の国内線ロビーにいた容疑者を逮捕した。そして逮捕後、容疑者に関係があるとされるボタニー、アルチモ、ローズランズの3ヵ所の住宅を家宅捜査した。
保釈を拒否された容疑者は10日、パラマッタ保釈裁判所に出廷する予定。