【キャンベラ9日AAP】 連邦準備銀行(RBA)が発表した報告によると、国内のクレジットカード保有者の3分の1近くが、手数料や利息などで損をしている。国民のおよそ72%がクレジットカードを保有する。
クレジットカード保有者の40%が金銭的利益を得ており、多くは高収入・高資産とされる。残りの60%の半数が損益なし、半数は損をしていた。
また、カード保有理由と金銭的利益にも関連があるとわかった。支払い方法としてカードを保有するおよそ30%は、損得なしの傾向にある。報酬プログラムなどが目当ての43%は金銭的利益を得ており、このうち60%以上が平均105ドルの利益を得ていた。借金目的でカードを保有する11%は、平均で年50ドルの損失となっている。
調査から、個々のニーズに最適なカードを選んでいない人が多いとわかった。借金して利息を払う場合、適切なカードを選ぶことで年250ドル削減できるという。カードを選ぶ際に重要視する点は年会費、金利、無利子期間、報酬プログラム。