【シドニー14日AAP】 ラッド外相の外遊費が、就任から9カ月で100万ドルに達したことがわかった。同外相は、首相時代にも外遊が多いことで指摘を受けていた。
ニューズ・リミテッドが14日付で伝えたところによると、ラッド外相は、2010年8月から2011年7月までの140日間で合計14回の外遊に出かけ、毎回の旅費は8万ドル前後だった。具体的には、3月に行われた20日間の外遊では、外相及び関係者のファースト・クラス利用代が3万6800ドル、宿泊代が1万3353ドルだった。またドイツ・ベルリンに出かけた際には、スィート・ルームの宿泊代が1泊2696ドルだった。
ラッド外相のスポークスマンは、「外遊は外務大臣の重要な任務であり、国家の利益のためである」とした。