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偽爆弾装着犯、予定より早く帰国へ

【シドニー14日AAP】   自宅にいた女子高校生の首に偽の爆弾を装着したとして米国で逮捕された容疑者が、当初の予定よりも早くオーストラリアに帰国することになるとみられている。被害者一家はこのニュースを歓迎している。

この事件は先月3日、シドニーの高級住宅地モスマンで、ポール・ダグラス・ピーターズ(50)容疑者がマデライン・パルバーさん(18)宅に押し入り、一人でいたマデラインさんの首に偽の爆弾を装着して逃走したもの。事件発生時は爆弾が偽物かどうかも不明であったため爆弾処理班や専門家などが対処し、取り外すまでに10時間かかった。ピーターズ容疑者が逮捕されたのは米国ケンタッキー州にある元妻の自宅で、先月半ばだった。新聞報道では、同容疑者のオーストラリアへの搬送は10月14日に決定したとされている。

NSW州警察は今後、誘拐罪や家宅侵入罪など複数の罪でピーターズ容疑者を起訴するものとみられている。

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