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パスポートに希望の性別 政府承認へ

 【キャンベラ14日AAP】   連邦政府は、15日に公開した最新のガイドラインの中で、性同一性障害者など医師が認めた人に限り、希望の性別をパスポートに記載できることを認める方向で検討していることを明らかにした。

ガイドラインでは、対象者は医師の診断書が必要としているが、性転換手術を受けていない人も対象となるという。また、現在のところ該当者はほんの一握りの人であるとしているが、ラッド外相は「この改正で、性同一性障害者などが希望の性別を証明できるようになることで彼らの生活上での負担が軽減すればいい」として、政府による差別対策であることを強調した。

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