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豪は自由貿易の重要性を強調 G20で

【キャンベラ10日AAP】   11日からインドネシア・バリで開催されるG20財務相会合に出席するジョシュ・フライデンバーグ財務相は、 会合で自由貿易が経済成長の柱となることを強調する意向を表した。

 

米国の保護主義姿勢から始まった米国と中国の貿易摩擦の激化により、世界経済の成長が伸び悩んでいる。国際通貨基金(IMF)は、2018年と2019年の世界経済の成長の見通しを0.2パーセント引き下げの3.7パーセントと下方修正している。

 

フライデンバーグ財務相は「オーストラリアは輸出大国。貿易が国民の仕事を支えている。自由貿易は雇用だけでなく、投資や経済成長も増加する」と述べた。

 

会合に出席するウェイン・スワン前財務相は、オーストラリアやアジアの発展途上国は、貿易摩擦の影響をまともに受けているとし、「英国やカナダ、ヨーロッパの国々や日本が優れた政策の重要性について明確かつ簡潔に意見を述べる必要がある」と述べた。

 

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