【メルボルン20日AAP】 アボット野党党首は、1942年の第2次大戦のさなか、日本軍がNT準州ダーウィンに爆弾を投下した日について、風化することがないよう記念日として制定することを呼びかけた。
1942年2月19日、日本軍はダーウィンに爆弾を投下し、250人が死亡。多くの人が負傷し、8隻の船が沈没した。20日、メルボルンのRSL会議の開会式で、アボット党首はこの出来事について触れ、「オーストラリアの国土で発生した最悪の出来事であるにもかかわらず、この事実を知らない国民が増えている」とし、来年で70周年目を迎えることもあり、正式な記念日として風化しないようにしようと呼びかけた。
アボット党首のスポークスマンはこの後、同党首はこの日を「祝日」にすることを訴えているのではないと述べた。