【ブリスベン22日AAP】 QLD州で4歳の幼児がマグパイに襲われ、失明の危険に晒されている。
18日午後、トゥーンバ公園の近くの小道でセス・マクイーン君が自転車に乗って遊んでいたところ、マグパイに突然襲われた。父親のクリスさんによると、セス君が自転車に乗って近寄って来た時、マグパイが突然急降下して襲った。鳥は叫んでいるセス君を執拗に襲い続け、クリスさんがたどり着いたときにやっと飛び去ったという。セス君は目に重症を負ったほか、目の上などに小さな傷を受けた。
セス君はすぐにトゥーンバ病院に運ばれたが、左目を失明する可能性が判明。その後緊急手術のためにブリスベンのマーテルこども病院に運ばれ治療を受けている。
ダーリン環境相は、22日現在QLD州公園野生生物局の職員によるマグパイの移動作業を行っているとしながらも、今後6〜8週間はマグパイの繁殖期であるため、大人も子供も十分注意するよう呼びかけている。マグパイの縄張りではゆっくり歩くことや、帽子をかぶったり傘を持つことが効果的だという。