【キャンベラ11日AAP】 オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)は11日に、アルコール類のラベルに妊娠中の飲酒への警告表示を必須にすることを閣僚会議で合意したことを明らかにした。
アルコール産業では2011年より、任意で妊娠中の飲酒の警告表示を行っているが、 妊娠中の飲酒が成長障害や精神遅滞などの胎児に与える悪影響があることから、当局はラベル表示を必須にする必要があるとしている。
調査結果によると、18歳から40歳までの女性の74パーセントが酒類ラベルの警告表示を認識しているという。
警告ラベルは、アルコール産業と協議のもとFSANZによって作成される予定で、ピクトグラムや警告文も加えられる。