【シドニー11日AAP】 空港はストレスだらけの場所。手荷物検査に並ぶ長蛇の列や値段の高いコーヒー。急ぐ必要があるし、フライトが遅れることもある。たくさんの荷物を持って移動しなければいけない。飛行機に搭乗したら、座席のアームレストの独り占めや座席を倒してくる人もいるし、自分のスペースがまるでない。
ヴァージン・グループの創業者であるリチャード・ブランソン氏は、そんなストレスを抱えているからこそ、機内で読書や映画観賞をする代わりに「瞑想」をして過ごすことを提案している。
ヴァージン・オーストラリアは、瞑想プログラムのアプリ作成をしている非営利組織スマイリング・マインドと提携し、すべての国際線・国内線の飛行機で機内エンターテイメントのアプリから乗客が利用できるようにするという。
スマイリング・マインドの会長であるアディー・ウッテン医師は、瞑想とマインドフルネスは密接に関連しており、旅行中のストレスに対処するための優れたツールだと述べた。