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生活費が家計を圧迫 労働組合

【キャンベラ12日AAP】   12日に公開されたオーストラリア労働組合評議会(ACTU)の最新調査から、光熱費や家賃などの費用が標準生活費の数値よりも高くなっていることがわかった。

 

調査によると、 昨年の同時期に比べると電気代は10.4パーセント、ガス代は7.1パーセント上昇している。また、チャイルドケア費用は6パーセント、交通費は5パーセントの増加が見られた。

 

家賃や医療費もそれぞれ3パーセントの値上がりがあり、教育費は過去12ヶ月で2.7パーセントの上昇があるという。

 

ACTUは、役員クラスの給料が今年平均520万ドルの上昇があったのに対し、他の労働者たちの給料は実質値上がりしていないとし、3年前に比べて現在労働協約に加入している労働者の数が70万人減少しているは述べた。

 

ACTUは、不安定な職業の削減の実現、 生活賃金の設定、公的機関の賃金引き上げなどの対策の必要性を訴えている。

 

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