【メルボルン3日AAP】 VIC州北部のカツンガの農場で3日朝、クワッドバイク(四輪バイク)に乗って牛の移動を手伝っていた11歳の少年が転倒し、死亡した。
VIC州救急の広報担当者によると、救急隊は通報を受けてから6分以内に駆けつけたが、「複数の外傷を負い、現場で心停止に陥り、死亡した」という。
少年は事故当時、ヘルメットを着用していなかった。同州労働安全法では、クワッドバイクに乗る時にはヘルメットを着用しなければならず、オーストラリア安全規制当局が今年はじめに安全キャンペーンの対象としていた。ワークセーフの担当者は、「不幸にも、事故の際には、ヘルメットを着用しているかどうかで大きな違いが生じる。農場コミュニティにヘルメット着用の徹底を広める必要がある」と語った。