【シドニー7日AAP】 外務省は、インドネシアのバリ島で家族、友人らと休暇中の14歳少年が、少量の大麻を所持していたとして4日に逮捕されたことを発表した。
伝えられているところによると、シドニー北部ニューカッスルに近いモリセット・パークに住むルイス・アラン・メイソン容疑者(14)は、家族と共にインドネシアのバリ島を訪れていたが、4日午後、マッサージ店への道中で大麻(豪市場価格25ドル)を購入。マッサージを受けた後、警察に逮捕されたという。所持していたのは大麻6.9グラムだった。
インドネシアでは青少年への裁判システムがなく、メイソン容疑者が起訴されると成人犯罪者と同じ刑務所に収監される。弁護士によると、青少年犯罪法では、容疑者は最高懲役6年の刑を受ける可能性がある。
ラッド外相は6日夜、この件について「もし自分の子が彼の立場だったらと考えると、メイソン容疑者の両親に同情せずにはいられない」と話し、彼をオーストラリアへ帰国させるためにいかなる努力も惜しまないと述べた。