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2年前のJQ機事故は熱故障が原因

【キャンベラ7日AAP】   2009年6月にジェットスター機が操縦室からの出火でグアムに強制着陸した事故で、その原因は風防ガラスの暖房装置の故障にあったという調査結果が発表された。

オーストラリア輸送安全局(ATSB)はこのほど、190人の乗客と13人の乗員を乗せて日本を出発しゴールドコーストに向かっていたA330型飛行機についての調査を終了した。同局は、乗員が「迅速にやむなく取った」消火活動とグアムへの緊急着陸は、状況的に見て「適切なもの」であったと報告した。また、操縦室での小規模な火災の原因は、防風ガラス右側の暖房装置の電気系統の故障だったと発表した。

事故発生による負傷者は出なかったものの、一部の整備士の間では当時、フィリピンの首都マニラで一部実施されていた保守作業の品質に問題があったのではという声が出ていた。

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