【シドニー１０日AAP】　　　カンタス航空は１０日、シドニー、メルボルン、ブリスベンのそれぞれの空港で技術者らによる４時間に及ぶストライキが起こるため、国内線４０便をキャンセル、２７便を遅延または変更することを発表した。この他、国際線１１便の遅れも見込まれている。

このストライキは、シドニーで午後３時、ブリスベンで午後４時、メルボルンで午後５時から行われる予定（豪東部夏時間）。

NSW州の野党はこの件に関し、何千人もの乗客に影響を及ぼすこの紛争を解決するために、カンタス社と技術者労働組合が話し合いを持つことを求めている。ロバートソン同党首は、「乗客に迷惑がかかることは避けるべき。カンタス航空と組合が誠実に交渉の場を持って話し合うべきである」と語った。

この他、１３日にはオーストラリアの各国際空港で、税関検査官が賃金闘争に関連したストライキを起こすため、より大きな遅延が起こることが予想されている。