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カンガルーに襲われ女性重傷

【ブリスベン14日AAP】   QLD州の野生動物飼育員が、カンガルーに襲われて肺に穴が開く重傷を負った。

州中部ミルメラン近郊で13日夜、カンガルーやワラビーに餌を与えていたジム・スミスさんを、体長183センチメートルのカンガルーが襲った。ジムさんの妻で、野生動物飼育員として15年の経験を持つリンダさん(64)さんがほうきとパンを持って介入したところ、カンガルーの攻撃を受けた。その後、助けに入った息子がカンガルーの頭部をシャベルで叩いた。リンダさんは肺を圧迫して胸腔に空気が漏れる気胸、肋骨骨折、切り傷を負った。

リンダさんは重傷を負ったもののの、「繁殖期間は通常より攻撃的になっているし、特にオスには注意している。襲ったカンガルーが殺処分されるようなことは避けたい」と話し、今回の出来事は“自然なもの”と訴えた。

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