【キャンベラ11日AAP】 キャンベラにある首相官邸「ザ・ロッジ」の改修工事が開始する。これに伴って、ギラード連邦首相は一時的に仮住まいへの引っ越しを余儀なくされる。
築84年のザ・ロッジは、雨漏りや古い水道管など老朽化が目立ってきているという。改修工事は1年半の予定で、スレート屋根の取り替えや、火災の危険がある布に包まれた古い銅線の取り替えが主として行われる予定。予算はまだ発表されていない。
グレイ特別国務相は「ザ・ロッジを人間にたとえるなら入院が必要な状態だといえる。日曜大工店で材料を揃えてできるような工事ではないし、もちろん多額の予算が必要になるのは必至である」と述べた。