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看護師が毒入りカクテルで脳障害 

【シドニー12日AAP】   シドニー北部に住む看護師がインドネシア・バリ島を訪れた際、毒物入りのカクテルを口にしたため脳障害を発症し、集中治療室で治療を受けている。

ジェイミー・ジョンストンさん(25)は休暇でバリ島を訪問していたが、最終日の9月20日、ロムボックにあるレストランでジャー入りのカクテルを注文した。しかし、ジェイミーさんのグラスには化学物質のメタノール(解凍剤や塗料に使われる毒物)が混入したとみられ、その後ジェイミーさんは強い痛みを訴えた後意識不明になった。検査の結果、ジェイミーさんは脳及び腎臓損傷で動くことができず、会話もままならない状態だという。

ジェイミーさんの母親によると、ジェイミーさんは旅行保険に加入していなかったため、バリからNT準州ダーウィンに搬送する費用としてこれまでに4万5000ドル以上を費やしたという。また、メタノールはジャーの先端に付着していたとみられており、同じものを飲んだジェイミーさんの母親は全く問題ないという。

 

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