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サムスン新製品に販売一時停止命令

【シドニー13日AAP】   米アップルがサムスン電子(本社:韓国)を相手に、サムスンの新型タブレットはアップル社の特許侵害に当たるとして訴えていた裁判で、13日、裁判所は対象となるサムスンの製品の販売一時停止を命じた。サムスンは、販売一時停止により、クリスマス商戦に出遅れることから多大なダメージを被ることになると話していた。

アップルの訴えによると、サムスンの新型タブレット「ギャラクシー・タブ10.1」は、同社製品「iPad」と類似した機能が数多くあり、まるで複製だとしていた。サムスンは訴えを真っ向から否定し、対立の構えを示している。

裁判の中で裁判長は、サムスンの対象製品を販売一時停止処分にしたことについては適切だと思っているとし、最終審問を早期に開始するよう求めた。サムスンは声明を発表し、「裁判所の決定に不服だ。アップルに対する訴訟手続きを継続する」と述べた。アップルはコメントを拒否したが、以前に発表した声明の中で「サムスンの新製品がiPhoneやiPadと類似しているのは偶然などではない」と述べた。

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