【シドニー15日AAP】 シドニーでは東部郊外地区のエッジクリフを筆頭に、過去1年の家賃の上昇率が13%にまで達したことが明らかになった。これを週ベースで換算すると、借家の住居者は1年前に比べ、毎週約60ドル多く払っていることになる。
ラン・プロパティー社が15日に発表した最新の報告書によると、シドニーのエッジクリフ、ランドウィック、ライド、ニュータウン、サリーヒルズ、ニュートラルベイの家賃平均が1年間で10%以上も上昇した。なかでもエッジクリフの上昇率は13.1%と最高を記録した。
一方メルボルンでも、ソーンベリー、オークリー、フェアフィールド、カールトンノース、サウスヤラ、キュー、イーストメルボルンの家賃平均が最低9%上昇した。
2大都市とは対照的に、ブリスベンの家賃上昇率は3.4%と、週当たり11ドルの増加にとどまった。