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失踪女性情報に懸賞金10万ドル

【シドニー18日AAP】   13年前、こつ然として失踪したNSW州ブルーマウンテン在住の女性に関して、NSW州政府は18日、有力情報提供に10万ドルの懸賞金を提供することを発表した。

行方が分からなくなっているのはベリンダ・ペイスレーさん。18日、ペイスレーさんの家族は協力を呼びかけるため記者会見に臨んだ。息子のコーディさん(16)は、毎日母の帰宅を待っていたがそれは実現しないとあきらめたとし、「母に何があったのかその結末を知りたいだけ」と訴えた。ペイスレーさんの父親は、QLD州で2003年に失踪し今年8月に遺体が見つかったダニエル・モーコビー君の件に触れ、「ダニエル君の父がうらやましい。8年待って結末を知ることができたのだから。私たちは13年も待っているのに」と話した。

警察によると、ペイスレーさんは失踪前に多額の相続を受けたという。また、薬物依存症で借金もかなりあったとしている。「ペイスレーさんは事件に巻き込まれたとみているが、もっと情報がないことには捜査は先に進めない」と述べた。

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