【シドニー25日AAP】 24日にシドニー西部ブルーマウンテンで発生した山火事に関して、NSW州のオファレル首相は、放火が出火原因であるならば許されるものではないと述べた。先月、ブルーマウンテンでは、放火とみられる火災が10件あり、沈静化するまでに3日間を要した。
24日の山火事は、カトゥーンバで19ヘクタールを焼き、地元の高校では学生らが避難を余儀なくされた。現在も火は沈静化に至っていない。警察は現在、放火の可能性も含めて捜査しているとしている。オファレル首相は「今後、放火をしたいと思っている者への警告として、馬鹿げたことをすると長い懲役刑が待っていることを忘れないように」と述べた。