【ブリスベン27日AAP】 ハイな気分を得るために首を絞める「首絞めゲーム」が高校生の間で流行っている。ゴールドコーストでは今月初め、15歳の少女が死亡した。
今月3日、アビゲイル・コータルズさん(15)は、自分の部屋で夕食前にベルトを首に巻き付け「首絞めゲーム」を一人で行っていたとみられており、父親が発見した時には既に死亡していた。その後の調査でアビゲイルさんは同級生らと一緒にこのゲームをした経験があることが分かった。
「首絞めゲーム」は他にも「ブラックアウト」、「ノックアウト」(いずれも「気を失う」の意)と呼ばれているロシアン・ルーレット形式のゲームで、脳への酸素供給を遮断することで瞬時に陶酔感が得られるというもの。若者の間で最近流行っている。
アビゲイルさんの父親は、「こんなゲームがあることなんて知らなかった。他の子たちに聞いたら“聞いたことがある”と言う。皆で一緒にやっていたらしい」と述べ、他の親たちにもこの事実を知ってほしかったと述べた。