【シドニー29日AAP】 カンタス航空は29日、同社の国内線、国際線全便の無期限の欠航を開始した。また31日からは、整備士、操縦士、他の従業員への職場締め出しを行うとも発表した。
これを受けてアルバニーズ連邦運輸相は、組合による労働争議と会社側の措置の両方について、労働基準の監視機関「フェア・ワーク・オーストラリア」からの判断を求めるつもりだと述べた。また同相は、「政府はカンタスとその労働者の将来だけではなく、一般の乗客についても非常に懸念している」と語った。
一方、同社は乗客に対し、フェイスブックやツイッターのサイトで、引き続き最新情報などを確認するよう助言した。