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NSW州で教職員組合がスト予定

【シドニー2日AAP】   州政府による年率2.5%の賃上げ申し出を不服として、NSW州の公立学校の教師とTAFE職員は2日午前、2時間の学校閉鎖を予定している。組合員の大多数が政府に反対意見の投票をするとみられ、ストがさらに拡大するおそれがある。

NSW州教職員連盟のボブ・リプスコム委員長は、現在のインフレ率が3.5%であることから、2.5%の賃上げ率は実質上の給与削減に当たると述べた。平均的な教職員の場合、これは1週間当たり約17ドルの減給に相当し、来年には約35ドルの減給となるとした。

また同委員長は、「労働争議に関わりたい教師などいない」としつつも、政府による低い賃上げ率の申し出が原因で、教職が若者にとってますます魅力のない職業になることを阻止したいと語った。

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