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空港内殺人 暴走族ボスに有罪判決

【シドニー2日AAP】   2009年3月、シドニー空港で発生した、暴走族間の対立で男性1人が公衆の面前で殺害された事件に関する公判で、NSW州最高裁は2日、暴走族のリーダーに有罪判決を言い渡した。

この事件は2009年3月、シドニー空港国内線ターミナルで発生。メルボルンからの機内で、暴走族「コマンチェロ」のリーダー、マームード・ハウィ被告(31)と、対する「ヘルズ・エンジェルス」のボス、デレック・ワウノフさんが鉢合わせしたことから、降機後けんかが勃発し、ヘルズ・エンジェルスのメンバー、アンソニー・ザーバスさんがターミナル内で、刃物で刺され頭部を殴られるなどの暴行を受け死亡したもの。

2日の裁判では、ハウィ被告に対する有罪判決が言い渡された際、妻のゴンザレスさんが号泣する場面があった。また事件当時、現場にいたコマンチェッロのメンバー5人は殺人罪での有罪は免れたものの、暴行罪などで有罪とされた。

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